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リスの飼い方~初心者の飼育法~

リスの家・ケージの選び方と置き場所

リスの家・ケージの選び方と置き場所

リスが逃げ出さないために

現在日本のペットショップに売られているリスは、外国から輸入されたものです。

つまり、本来は日本に生息していない動物を飼うということになります。万が一逃げて野生化した場合、生態系に影響する恐れがあることを十分に認識しておきましょう。

特に特定外来生物に指定されているリスは、絶対に逃げ出さない様、細心の注意を払わなければなりません。

どちらにしろ、リスに飼うにあったっては、ケージは強固である必要があります。

リスはケージを咬むことがあるので、錆びないステンレス製なら安心です。

また、ケージの格子の幅が広いと逃げてしまうので、その場合は目の細かい金網を巻き付けましょう。

外で飼う際の外敵(蛇など)の侵入も抑えられます。

ケージの大きさ

本来のリスは森で暮らしているのですから、大きければ大きいほど適しています。

特にリスは木を登ったり降りたりの上下運動も必要なので、できるだけ高さのあるものを選びましょう。

ケージの置き場所

屋外でも屋内でも構いませんが、直射日光のあたる場所は避けましょう。

特に夏場は、わずかな時間でも日光にあたり続けると、リスが熱中症にかかってしまします。

また、エアコンやドアの隙間など、風を直接受け続ける場所もよくありません。

テレビの近くなど大きな音のする所も、リスにとってはストレスになります。
夜、リビングのような電気をつける場所は、昼行性のリスの生活リズムを崩してしまいます。

つまり、直接日光や風の当たらない、静かで夜は暗くなる場所が相応しいと言えます。

あとは、他のペット(イヌやネコ)を飼っているなら、別の部屋で飼うようにして接触しないようにしましょう。捕食されてしまう可能性があります。

屋外の場合は、リスが逃げ出した場合野外に行ってしまわない様、ケージを覆うケージの中に設置すると安心です。

特定外来生物の指定を受けたリスのケージ

特定外来生物の指定を受けているリスは、タイワンリス、トウブハイイロリス、キタリス、タイリクモモンガです。
これらのリスを飼育するには環境省に申請する必要があり、その許可を得るためには、飼育環境が基準を満たしている必要があります。

主な基準内容として、
・地面に固定されていて振動や転倒などの衝撃にも耐え、破損しないこと。
・出入り口が、リスの触れられない構造になっていること。
・排水設備から逃げ出せないような構造であること。
・申請者が維持管理すること。

などの条件が挙げられています。
これらの条件を満たしていることが分かるような図や写真を添付し、申請する必要があります。


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