リスに必要な飼育グッズ!基本的な用品

餌入れ
床に置く場合は、リスがひっくり返せないようなある程度の重さのあるもので、陶器やステンレスなど洗えて清潔を保てるものであれば、さほど容器は選びません。
果物や葉、ペレットなどを入れます。
野生のリスは、ドングリや植物の種子などを探して食べます。
毎日同じ場所に置かれた餌入れにだけ餌を用意していては、本来のリスの行動ができず、ストレスの原因になってしまいます。
餌入れには果物や野菜など水分を多く含んだ餌を置くようにし、ドングリや種子といったそのほかの固形の餌は、床に無造作に置くなどして、リスが餌を探せるような工夫をしたいものです。
水飲み場
餌入れと同じようなリスがひっくり返せない程度の重さのある容器に、床置きするのも可能です。
しかし、水の中に餌やフン、資材(新聞紙)などが入ってしまうと不衛生です。
お皿を床置きしても汚さないようなら構いませんが、できればボトルタイプの給水器を設置しましょう。
リスはペットショップで売られている際、給水器を使って水を飲んでいますので、こちらの方が慣れています。
給水器から水を飲む時、リスは少し顔をあげた方が飲みやすいので、あまり低すぎる所に取り付けないようにしましょう。
トイレ
いつもきまった場所に排せつする子なら、そこにトイレを設置します。
リスがひっくり返せない程度の重みのある容器を選びます。
その中に、ホームセンターやペットショップで売っている、リスやハムスター用のトイレ砂を入れておきます。
ただ、固まるタイプは避けた方が無難です。
万が一誤ってリスが飲み込んでしまった場合、体内で固まってしまっては一大事です。
床材
購入したケージの場合、大抵床に網が敷かれていますが、骨折など怪我につながるので撤去しましょう。
代わりに、干し草などを床材として深めに敷き詰めます。
掘ったり隠したり、本来のリスの行動ができるような環境を目指します。床材も定期的に交換し、清潔を保ちます。
木
木を横に寝かせた状態で取り付けて渡り木にしたり、縦に取り付けて木登りできる様にしたりします。
ペットショップに鳥用の止まり木が売っていますので、これを使用すると手軽です。
とりつける際、しっかり固定して外れないようにしましょう。
拾ってきた木を使うなら、枝の端に切れ込みを入れてケージの柵にひっかけたり、枝の先に木ねじタイプのフックをまわし入れてとり付け、太めの針金でフックとケージを固定すると安定します。
また、小枝も用意すれば巣の資材にしたりかじったりするので、リスの住環境の充実に一役買います。