動物病院を探す
リスがケガをしたり病気になった時、できるだけ早く動物病院に連れていく必要があります。
しかし、そうなった時に病院を探していては、手遅れになってしまうこともあります。
どこの動物病院でもリスを受診してくれる訳ではないのです。
イヌやネコが専門だったり、小動物は診察を受け付けていない所もあります。
リスを飼うことが決まった時点で、動物病院を前もって探しておきましょう。
探し方としては、インターネットや電話帳で動物病院を探し、リスを受診してくれるかどうか確認します。
移送する
リスをケージから移送用の小型プラケースに移します。
移送用のプラケースは、大きな必要はありません。
小型の方が、暴れまわることができないので症状を悪化させることもないですし、リスを取り出す時も追い回さなくて済むので楽です。
ケージで使用していた床材を、移送用プラケースにも多めに入れてあげます。
移送中、床材にもぐるとリスも安心できると思います。
あまりに移動に時間がかかるようなら、エサや水分など入れてもいいですが、短い時間なら、床材以外のものはあまり一緒に入れない方がいいでしょう。
車で移動する場合は、プラケースを直射日光の当たらない場所に置きます。
また、ブレーキを踏んだ時に転倒しないよう、プラケースを固定してください。
またリスが暴れたとしても、車の中に放すのは絶対にやめましょう。
バスや電車を利用する場合、プラケースを布で覆ったりバッグに入れるなどして、外界が見えないようにしてください。
また、車内は冷暖房が効いていて、リスにとっては厳しい温度変化が続きます。
夏と冬はエアコン対策も必要です。
冬はカイロを、夏は保冷剤をそれぞれ布で被って噛み切られないようにしたものを、プラケースの床の一部に置きます。
床の一部分に置くと、リスが適温と感じる場所に移動できますが、全面にしてしまうと温度調節ができなくなってしまいます。
動物病院に着いたら
獣医の指示があるまで、プラケースからリスを出さないようにしましょう。
また、診察時に飼育環境を聞かれる場合があります。
あらかじめケージやエサなど、家での飼育施設や環境が分かるような写真を撮ったり、ケータイに画像を保存しておいたりして、要求があれば獣医に見せられるよう用意しておきましょう。
ケガや病気を発見した時の画像も残しておけば、休日明けまで受診できないような場合も役に立ちます。
自宅での応急処置として、リスにどんなことをしたのかも診察時に伝えましょう。
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