リスが死んでしまったら
シマリスの寿命は約6~7年です。
飼っている時も、いつかは必ずお別れの時が来ることを心に留めておきましょう。
そして、大切に飼っていたリスにお別れの時がきたら、共に過ごした時間に感謝する気持ちをこめて、ご供養をしてあげましょう。
リスの埋葬方法にはいくつかありますが、飼い主それぞれの希望や条件にあった方法で埋葬します。
ペット霊園
ペット専用の葬儀や埋葬を扱っている会社があるので、こちらを利用することもできます。
火葬のみや火葬から埋葬まで、さらにはお寺を手配してくれるサービスもあります。会社ごとにサービス内容や価格も変わってきますので、ご希望やご予算にあったサービス内容を選びます。
ある程度お金がかかりますが、リスを火葬できるのでキチンとご供養できますし、庭に土葬した場合のような野性動物に荒らされる心配もありません。
土葬
自宅にお庭がある場合は、地面をできるだけ深く掘り、リスを土葬することもできます。
リスをビニールなどで包まず、土に還りやすいようそのままの状態で埋めたほうがいいでしょう。
庭がない場合は、プランターや鉢に土葬することもできますが、ネコやカラスなどの野生動物に荒らされることも考えられるので、掘り返されないような工夫が必要になります。
夏場はにおい対策も必要になります。
また「いずれは土に還るから」などといって、近くの公園など自分の土地でない場所に土葬してはいけません。
自治体に引き取ってもらう
自治体の遺体を引き取ってくれるサービスを利用することもできます。
大抵は有料かと思いますが、比較的安価な価格設定になっています。
これらの方法でリスを埋葬し、供養しても、なかなかリスを失ったことに気持ちがついていけないことがあります。
何をするにもやる気がおきなかったり、倦怠感が続くようでしたら、無理をせず精神科を受診しましょう。
また、同じようにペットを失って辛い気持ちを抱えた人たちが集まるサークルもありますので、ネットで調べたり精神科で紹介してもらったりして、サークルに参加してみましょう。
同じ悲しさを皆で吐き出して共有すると、気持ちが軽くなることもあります。
また、リスが亡くなるまで動物病院にかかっていたなら、死亡したことを連絡しましょう。
獣医師も手を尽くしてくださり、その後どうなったか心配してくださっていると思います。
特定外来生物であるタイワンリス、トウブハイイロリス、キタリス、タイリクモモンガを飼育していた場合は、死亡した旨を届け出る必要があります。