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リスの飼い方~初心者の飼育法~

大型リスの繁殖

大型リスの繁殖

大型リスを繁殖させるということは、生まれたリスの居住スペースも確保しなければならないということです。

一度の繁殖で3~7匹のリスが生まれてきますが、彼らは単独行動をとりますので、個々に飼育施設が必要になります。

生まれたリスの数だけ飼育施設を用意することができるか、まずは確認が必要です。

里親に預ける場合も、その人がちゃんと飼育施設を準備してくれるか、外来生物を飼育するということを理解した上で、最後まで責任を持って飼育してくれる人かどうかまで見極めた上で、預けることができるか判断しましょう。

尚、タイワンリスなどの特定外来生物に指定されているリスは、繁殖させないことを条件に飼育が許可されています。

特定外来生物に指定されているリスの繁殖は、してはいけません。

大型リスの繁殖方法は基本的にはシマリスと同じですが、ストレスなどで飼育下での繁殖はなかなか難しいようです。

上手く繁殖させるには、いくつかのポイントがありますのでご紹介します。

屋外飼育

家の中で飼うより、外に飼育小屋を建ててその中で飼育した方が、繁殖が成功しやすいようです。

リスは日の長さの変化に応じて、ホルモンの分泌も変化させています。

そのため、屋内で飼育していて日中カーテンを閉め切っていたり、夜遅くまで電気をつけた明るい部屋で過ごしていたりすると、ホルモンを正常に分泌させることができません。

その結果、妊娠できない場合があります。

ただ、屋外飼育だと夏場や冬の温度管理がしにくいので、どうしても屋内飼育になってしまうこともあるかと思います。

そういった場合は、日中はカーテンを開けて室内を明るくし、夜は暗くなるようにします。自然光でリスが生活できるようにし、できるだけ窓も開けて換気を良くするようにしましょう。

飼育施設

巣箱を手作りできるなら、巣箱の内部を工夫します。

通常は巣箱の中身は何もない状態ですが、可能なら中に仕切り板を取り付け、蛇行しないと奥にたどりつけないような構造にします。

こうすると、外敵が侵入しにくい構造なので、より巣箱の安心感が増し、繁殖がしやすい精神状態になります。

巣箱を取り付ける位置も、できるだけ高い位置にします。

より外敵が侵入しにくい位置に巣箱をとりつけることにより、安心できる環境を用意することができます。

シマリスを飼う時も同様ですが、リスが安心して子供を産める環境を整えることが、繁殖を成功させるポイントです。

エサの量が不十分であるとか、温度が不適切であるなど、他にもリスにとってストレスとなる要因があると、繁殖は難しくなります。


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