リスの飼い方

多頭飼いやその他のペットと飼う場合

多頭飼いやその他のペットと飼う場合
taka
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リスの多頭飼い

リスは単独行動をとる動物です。
同じケージや飼育施設で飼っていると、特に繁殖期や秋など、殺し合いのケンカになってしまう可能性もあります。

必ず1匹ずつ別々のケージで飼育するようにしてください。
繁殖させて子リスが独り立ちした際にも、1匹ごとにケージを用意します。

尚、屋外で多頭飼いする場合は、野生生物の侵入に注意します。
ヘビやカラス、イヌやネコなどの野生動物によって、リスが食べられてしまわないように、飼育施設に金網をめぐらすなどして対策します。

リスをその他のペットと一緒に飼う

リスは、自然界においては被捕食者です。
既にイヌやネコを飼っているのであれば、リスは彼らにとっては獲物となるため、リスは常に強いストレス下に置かれることとなります。

よくテレビなどでイヌと鳥といった捕食者と被捕食者の関係にある動物が、仲良く一緒に暮らしている映像を目にしますが、非常に珍しいからとり上げられるのであって、実際での飼育下ではそのような関係になれないでしょう。

ですから、リスとその他のペットを同じ部屋で放し飼いにするのは、絶対にしてはいけません。

また、「リスをケージの中に入れて飼っているので大丈夫」とか、「他のペットが触れない場所にケージを置いているから心配ない」などと思い、リスとその他のペットを同じ部屋で飼うのもやめましょう。

たとえリスをケージに入れていても、リスは常にペットのニオイのする環境にいることになります。
姿が見えなくても、ニオイで捕食者の気配を常に感じている環境に置かれることになりますので、これもリスにとってはストレスとなります。

リスを捕食対象とするペットと一緒に飼う場合は、必ず別々の部屋で飼育しましょう。

また、鳥やハムスターなどの小動物をペットとして既に飼っている場合も、基本的にケージから出さずに飼育しましょう。
エサのとり合いでケンカになったりする可能性もあります。

相性が悪いと殺し合いのケンカになる場合もありますので、お互い接触させないようにします。

ペットショップで販売されているリスは、外国から輸入されてきたものです。
その際、感染症において安全かどうか検査され、その安全を証明されたリスが日本に持ち込まれてきますが、念のため購入後しばらくは他のペットと接触をしないように隔離しましょう。

何らかの病気を発症することなく過ごしたのであれば、そのリスが安全であることが証明されます(これを「検疫」と言います)。

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